カウンセリング

アセスメントから行動処方へ

心理師の行う診断、つまりアセスメントは、問題の成り立ちをただ説明するだけでは意味がありません。そのアセスメントに基づいて何をすればいいのかという行動を処方するところまで橋渡しできるようになりたいものです。
カウンセリング

治療外の効果

カウンセリングルームの外には、人を変化させる力が備わっています。日常は一定のようでいて、実はいつも変化に富んでいて、一日たりとも同じ日というものはありません。そんな揺らぎが生じているのです。そして、その揺らぎに適応しようとすることで変化が促進されていきます。
カウンセリング

1回で終結は失敗?

カウンセリングは長く時間のかかるプロセスだと考えられています。しかし、実際は初回の1回の面接で終わるケースが一番多いという調査結果もあります。1回の面接の効果を最大限に活用できるようになりたいものです。
生活と心

冬の散歩

散歩が好きなので『歩くという哲学』を少しずつ読み進めています。なかなか含蓄のある言葉がたくさんある本です。その中の”冬の散歩”について書かれているところに大きくうなずいてしましました。
カウンセリング

他には?他には?

「リソースの発見」において、とても簡単な方法があります。相手が一つリソースの話をしてくれた後、「他には?」「他には?」と尋ねていくことです。意外とクライエントさんは語ってくれますし、語りながら生き生きしていくこともあります。
カウンセリング

真のクライエントを見極める

多職種連携の中でクライエントが心理に送られてくることがあります。この場合、送られてきた人をクライエントと見立ててしまうと、少し間違った支援になることがあります。組織では、「真のクライエントは誰だろうか?」という視点を持ちながら働く必要があります。
生活と心

元上司の問いかけ

元上司の先生から臨床のお作法のようなものを教えてもらいました。その先生の訃報に接し思い出したことがあります。そのことを書いてみました。
学ぶということ

”ひらめき”とは

カウンセリングの中で「!」というひらめきが訪れると、面接が急に進むことがあります。このひらめきは、認知的制約を緩和することによって引き起こされるそうです。カウンセリングでの経験も交えて考えてみました。
学ぶということ

練習によって起こる変化

一般に我々のスキルは、練習をすることによって高まっていきます。上達するということはどのような変化が伴っているのかというと、「マクロ化」「並列化」「環境のリソース化」になります。そのことを解説しました。
生活と心

木戸に立てかけし衣食住

日本講演新聞という新聞があります。元気になるような記事ばかりを集めた新聞です。その記事に会話が苦手という人へのアドバイスがあり「なるほど」と思いました。会話だけでなく日常生活を少しだけ豊かにするヒントにもなりそうです。