キリンキリン

学ぶということ

これからの学校教育:4つのシナリオ

OECDは2020年に興味深い報告書を作成しました。それは、これから2040年くらいまでの間に、学校がどのように変化していくのかという内容です。そこでは4つのシナリオが書かれていますのでそれを紹介しようと思います。
カウンセリング

解決は切って作る

ソリューションフォーカストアプローチという心理療法があります。これは、問題と原因のつながり断ち切って、問題が解決したその先の姿を具体的に構築し、そこに向かって歩みを進めていきます。しかしこれがうまくいかないとき、何が起こっているのかについて考えてみました。
カウンセリング

質問こそ介入

心理療法の代表的な介入は「質問すること」でしょう。分からないことを質問するという以上のものがセラピストの質問にはあります。理想的にはそれは、相手がその質問に答えることによって「肯定的なその人像」が浮かび上がるようなものです。
カウンセリング

予期不安のスイッチング

予期不安は、いろいろなことを予期して不安になることです。ですから、予期不安を主訴とする場合、その予期していることをどのように回避するのか、ということに話しが焦点づけられがちです。その場合の対応について考えてみました。
学ぶということ

学級集団の発達過程

学級での子どもたちの様子を観察することがあります。1年を通して観察すると、集団の発達過程があるように思います。そこで、学級の発達過程を調べてみたところ、発達は5段階で進むという説があるようです。知らなかった担任の学級づくりについて考えてみました。
カウンセリング

良い子の不登校

不登校には、「良い子の不登校」というタイプがあります。これは、専門的に言うと優越コンプレックスが高まり、心が一杯一杯になっている状態と捉えられまます。このコンプレックスを治療するために、自己治療を始める人がいます。
こころの成長

ライフスキルとは

WHOは1990年から子どもたちに「ライフスキル」を教えなければならいと考え始めていました。対人関係に関するスキルが親から子どもへと引き継がれなくなってきているからという理由です。このライフスキルについて説明しました。
カウンセリング

治療的パラドックス

クライエントがなくしたい、止めたいと思っている症状や行動に対して、いや、それは止めない方が良い、むしろもっとした方が良い、という介入の仕方があります。治療的パラドックスといいます。戦略的に行うことで強い効果を発揮しますが、高等技術でもあります。
こころの成長

カウンセリングで答え合わせ

カウンセリングでは、「日常の人間関係の答え合わせをする」ためにやってくる人がいます。日常での自分の言動や立ち振る舞いを振り返って、それでよかったのか、大丈夫だったかということを確認しに来るのです。そういう人には、カウンセラーの助言や意見が大きな資源になるようです。
こころの成長

自閉スペクトラム症

自閉スペクトラム症(autism spectrum disorder)、略してASDの人たちがいます。ASDの特徴には「こだわりの強さ」と「空気の読めなさ」があるのですが、私なりの理解を書いてみました。