カウンセリング

一次変化と第二次変化

問題を解決するには、その原因を特定する必要があると発想しがちです。しかし、問題の解決には、原因の特定だけがそのルートではありません。原因を特定せずとも解決を導くことは可能なのです。
学ぶということ

オンラインでの学び

オンラインでのコミュニケーションは、対面でのそれとは違っています。このことは多くの人が体験していることだと思います。今回は、対面と比べてオンラインでの学びにはどのような特徴がありそうかということについて考えてみました。
こころの成長

健康な心の部分との信頼関係

心には健康な部分と病的な部分を想定できます。カウンセリングでは、クライエントさんの健康な部分と病的な部分とを見極めて、心の健康な部分と信頼関係を結ぼうとすることが大切です。共感が大切だからと言って、病的な部分に共感しても役に立たないように思います。
カウンセリング

「復活ののろし」としてのカウンセリング

クライエントさんの中には、5,6か月に1回程度来談する人がいます。そしてすぐに音沙汰がなくなるのですが、また半年くらいしたら予約が入ったりします。そのような人のニーズについて考えてみました。
カウンセリング

幻想に気づく痛み

カウンセリングって?カウンセラーをしていると、優しい人、話をよく聞いてくれる人というイメージを持たれることがあります。ド...
カウンセリング

最初に見極めたいこと

カウンセリングでは見立てというものが大切です。そのクライエントさんが何に悩みそれはなぜなのかということを総合的に捉えるのです。実践レベルでは、まず最初にどこを見立てたいのかについて考えてみました。
カウンセリング

うまくいっているときの身体感覚

あくまでも私の感覚ですが、カウンセリングがうまくいっているとき、しびれるようなピリピリした皮膚感覚を得ます。そして、気功の本を読んでいて、それは良い「気」に覆われているときの感覚なのだと理解しました。そんな話です。
カウンセリング

スーパービジョンの話

カウンセリングは行き詰ることがあります。そんなときカウンセラーはしばしばスーパービジョンを受けます。スーパービジョンは「てこの原理」のように、ちっとした力で大きな効果を及ぼすことがあります。
カウンセリング

「普通のことだよね」という介入

クライエントさんの中には、自分の症状や苦しみを奇妙で特殊で誰にも理解してもらえないのではないかと怯えている人がいます。もし、そのような苦痛が「普通のこと」「正常なこと」として受け取られると、それだけでホッとしたり勇気をもらえることがあります。このようなかかわりをノーマライズと言います。
スクールカウンセリング

アンガーマネジメント教育の効果

学校でアンガーマネジメント教育がなされることがあります。この心理教育が効果を持つためには、自分が怒っているという自覚、そして怒りを表出することによって苦い気持ちを味わい、後悔していることが大切です。そこを育まないとなかなか効果は期待できません。