木戸に立てかけし衣食住

生活と心

ある新聞

日本講演新聞というのがあります。元気になる記事ばかりを集めた新聞です。私の母が好きで取っているのですが、実家に帰ったときに、私も時々読んでいます。

面白い講演をしている人にお願いして記事を書いてもらっているのか、あるいは講演をそのまま記事にしているのかもしれません。だから読みやすくて、内容もなかなか面白いです。

少し小さいA2版くらい(A4版を広げてA3版にしてそれをさらに広げた大きさ)の紙に表と裏しか記事はありませんので、それほど読むのに負担になりません。宮崎中央新聞社というところが発刊元です。

木戸に立てかけし衣食住

ここにコミュニケーションが苦手な人に対するアドバイスがありました。理学療法士の矢口さんという人の記事です。そういう人は「木戸に立てかけし衣食住」を知っていると便利だそうです

き(季節の話題)、ど(道楽)、に(ニュース)、た(旅)、て(天気)、か(家族)、け(健康)、し(仕事)、衣(服)、食(食)、住(住まい)

このようなところで雑談ができるそうです。なるほどです。ちなみにこの記事には、「”さしすせそ”のほめ言葉」というのもあるようです。

「さしすせそ」のほめ言葉

さ(さすがです!)、し(知りませんでした!)、す(すごい!すてき!すばらしい!など)、せ(センスある!)、そ(そうなんだ!)

このように語呂合わせ的に覚えておくと困りませんね。さすがです!

生活を少しだけ豊かに

50代になって、自分の人生をこれからどうしていこうかと考えます。これまではよく頑張ってきた。ではこれからどうしようかということを考えるのが50代ではないでしょうか。

このことを考えるときにも「木戸に立てかけし衣食住」が役立つ気がしています。

き(季節を大切に。季節感をもって生きることを心がける)

ど(これは道楽、趣味です。趣味はいくつも見つけておいた方がよいでしょう。私の場合の「ど」は読書です。読書の仕方も少し変えたいもの。どうしても偏った分野ばかりの本を急いで読むような読み方ですから)

に(ニュースです。新聞をゆっくり読む時間をとりたいです。できればあまり関心を持たなかったところにあえて目を向けると、それだけで新しい世界が広がっていくと思います)

た(旅をすること。旅行ではありません。旅です。一人旅なんかいいですね)

て(天気。雨の日、風の日、晴天の日。それぞれ心地よさがちがいます。そういうことを味わえることが50代なのかもしれません)

か(家族の話。気楽に話せる範囲で家族の話もできるように準備しておきたいです)

け(健康は50代になるとグッと増える話題です。この話題をしていると、人付き合いがうまくいく気がします)

し(仕事。できるだけその仕事の醍醐味のようなものを発見するような仕事の仕方をしたいものです)

衣(これまで着たことがないような服を着てみるのもいいでしょう)

食(おいしいものを少しづつたくさん食べる。ゆっくり味わってたべる。そういう食をしたいと思います)

住(住まいを修繕したり、少しカーテンを変えてみたりと補修と変化を楽しみたいです)

こういうことに気を向けておくと、日常生活が少し豊かになる気がします。

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