キリンキリン

カウンセリング

臨床を可能にする仕事

「心を可能にする仕事」に引き続き「臨床を可能にする仕事」もあります。心理職が社会に認知されて社会的要請が高まってくるにつれて、「臨床を可能にする仕事」が増えていくように思います。心理療法だけをしていれば事足りるという時代はすでに過去のものになっています。
カウンセリング

心を可能にする仕事

ある講演の中で「心を可能にする仕事」というキーワードが出てきました。心理臨床の仕事は心理療法が中心ですが、むしろこれからは、この「心を可能にする仕事」が増えてくるのではないかというお話でした。
潜在意識

「気」を体験する

先日、心理臨床の研修に行ってきました。そこで、最近知り合ったO先生と隣同士の席になりました。O先生はサイコセラピストでもあり気功の研修などもできる先生です。その先生に「気」のことについて教えてもらいました。
カウンセリング

知らない姿勢で一歩下がってリードする

リードするというと、みんなより前にたってある方向に導くというイメージが強いものです。リーダーシップというのはそういうものでしょう。しかし、カウンセリングの世界では「一歩下がってリードする」という考え方もあります。なかなかの達人芸です。
カウンセリング

問題持続システムから治療システムへ

システムズアプローチでは、治療システムを使って心理療法を行います。それでは、治療システムとはいったいどのようなものなのでしょうか。問題持続システムへの介入という点から考えてみました。
カウンセリング

問題持続システムを変える

カウンセラーは、クライエントの問題を詳細に理解しようとするあまり、問題ばかりに焦点づけてしまいがちです。するとクライエントも問題ばかりを語ることになって、結局それが問題を持続させてしまっているのかもしれません。
カウンセリング

話題の向きを変える

カウンセリングでは、話題の向きが「自分」に向く場合と「相手」に向く場合があります。この方向に沿いながら傾聴しつつ、時に、話題の矛先を変えてみることによって、カウンセリングの内容がぐっと充実して、解決に向かいやすくなることがあります。
カウンセリング

シングルセッションセラピーの利点

一般的に、カウンセリングは終結までに時間がかかると考えられています。しかし、1回の面接の効果を最大限に高めようという考え方もあります。シングルセッションセラピーと言いますが、その利点について考えてみました。
カウンセリング

一次変化と第二次変化

問題を解決するには、その原因を特定する必要があると発想しがちです。しかし、問題の解決には、原因の特定だけがそのルートではありません。原因を特定せずとも解決を導くことは可能なのです。
学ぶということ

オンラインでの学び

オンラインでのコミュニケーションは、対面でのそれとは違っています。このことは多くの人が体験していることだと思います。今回は、対面と比べてオンラインでの学びにはどのような特徴がありそうかということについて考えてみました。