キリンキリン

カウンセリング

知らない姿勢で一歩下がってリードする

リードするというと、みんなより前にたってある方向に導くというイメージが強いものです。リーダーシップというのはそういうものでしょう。しかし、カウンセリングの世界では「一歩下がってリードする」という考え方もあります。なかなかの達人芸です。
カウンセリング

問題持続システムから治療システムへ

システムズアプローチでは、治療システムを使って心理療法を行います。それでは、治療システムとはいったいどのようなものなのでしょうか。問題持続システムへの介入という点から考えてみました。
カウンセリング

問題持続システムを変える

カウンセラーは、クライエントの問題を詳細に理解しようとするあまり、問題ばかりに焦点づけてしまいがちです。するとクライエントも問題ばかりを語ることになって、結局それが問題を持続させてしまっているのかもしれません。
カウンセリング

話題の向きを変える

カウンセリングでは、話題の向きが「自分」に向く場合と「相手」に向く場合があります。この方向に沿いながら傾聴しつつ、時に、話題の矛先を変えてみることによって、カウンセリングの内容がぐっと充実して、解決に向かいやすくなることがあります。
カウンセリング

シングルセッションセラピーの利点

一般的に、カウンセリングは終結までに時間がかかると考えられています。しかし、1回の面接の効果を最大限に高めようという考え方もあります。シングルセッションセラピーと言いますが、その利点について考えてみました。
カウンセリング

一次変化と第二次変化

問題を解決するには、その原因を特定する必要があると発想しがちです。しかし、問題の解決には、原因の特定だけがそのルートではありません。原因を特定せずとも解決を導くことは可能なのです。
学ぶということ

オンラインでの学び

オンラインでのコミュニケーションは、対面でのそれとは違っています。このことは多くの人が体験していることだと思います。今回は、対面と比べてオンラインでの学びにはどのような特徴がありそうかということについて考えてみました。
こころの成長

健康な心の部分との信頼関係

心には健康な部分と病的な部分を想定できます。カウンセリングでは、クライエントさんの健康な部分と病的な部分とを見極めて、心の健康な部分と信頼関係を結ぼうとすることが大切です。共感が大切だからと言って、病的な部分に共感しても役に立たないように思います。
カウンセリング

来談=「復活ののろし」

クライエントさんの中には、5,6か月に1回程度来談する人がいます。そしてすぐに音沙汰がなくなるのですが、また半年くらいしたら予約が入ったりします。そのような人のニーズについて考えてみました。
カウンセリング

不登校生徒の気づき:脱幻想の痛み

カウンセリングって?カウンセラーをしていると、優しい人、話をよく聞いてくれる人というイメージを持たれることがあります。ド...