カウンセリング

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他には?他には?

「リソースの発見」において、とても簡単な方法があります。相手が一つリソースの話をしてくれた後、「他には?」「他には?」と尋ねていくことです。意外とクライエントさんは語ってくれますし、語りながら生き生きしていくこともあります。
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真のクライエントを見極める

多職種連携の中でクライエントが心理に送られてくることがあります。この場合、送られてきた人をクライエントと見立ててしまうと、少し間違った支援になることがあります。組織では、「真のクライエントは誰だろうか?」という視点を持ちながら働く必要があります。
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能動的なラポールづくり:pacing

ラポールづくりを能動的に行うのがペーシングというものです。相手に合わせて言語・非言語で相手とシンクロしてから、”ずらし”によって「!」という瞬間を作り出します。この「!」が変化を引き起こします。
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夫婦へのジョイニング

スクールカウンセリングでは、夫婦カウンセリングになることは珍しいですが、1年に1回くらいはあります。その時のジョイニングのポイントについて、セミナーで学んだことを書き残しておきます。
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「ケアの言葉」か「支援の言葉」か

ある事例検討会に参加していて、「ケア」と「支援」の違いについて考えされられました。これはサイコセラピーの本質を考える上で重要なテーマだと思います。その違いについて書いてみました。
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問題もリソース

クライエントが抱えている問題はリソースとしてとらえて、それを開発していくことで心理療法を組み立てていった人がいます。ミルトン・エリクソンという人です。催眠療法を専門とする精神科医の人ですが、不思議で魅力的な人だったようです。
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解決は切って作る

ソリューションフォーカストアプローチという心理療法があります。これは、問題と原因のつながり断ち切って、問題が解決したその先の姿を具体的に構築し、そこに向かって歩みを進めていきます。しかしこれがうまくいかないとき、何が起こっているのかについて考えてみました。
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質問こそ介入

心理療法の代表的な介入は「質問すること」でしょう。分からないことを質問するという以上のものがセラピストの質問にはあります。理想的にはそれは、相手がその質問に答えることによって「肯定的なその人像」が浮かび上がるようなものです。
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予期不安のスイッチング

予期不安は、いろいろなことを予期して不安になることです。ですから、予期不安を主訴とする場合、その予期していることをどのように回避するのか、ということに話しが焦点づけられがちです。その場合の対応について考えてみました。
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良い子の不登校

不登校には、「良い子の不登校」というタイプがあります。これは、専門的に言うと優越コンプレックスが高まり、心が一杯一杯になっている状態と捉えられまます。このコンプレックスを治療するために、自己治療を始める人がいます。