カウンセリング 解決は切って作る ソリューションフォーカストアプローチという心理療法があります。これは、問題と原因のつながり断ち切って、問題が解決したその先の姿を具体的に構築し、そこに向かって歩みを進めていきます。しかしこれがうまくいかないとき、何が起こっているのかについて考えてみました。 2025.07.24 カウンセリング
カウンセリング 質問こそ介入 心理療法の代表的な介入は「質問すること」でしょう。分からないことを質問するという以上のものがセラピストの質問にはあります。理想的にはそれは、相手がその質問に答えることによって「肯定的なその人像」が浮かび上がるようなものです。 2025.07.22 カウンセリング
カウンセリング 予期不安のスイッチング 予期不安は、いろいろなことを予期して不安になることです。ですから、予期不安を主訴とする場合、その予期していることをどのように回避するのか、ということに話しが焦点づけられがちです。その場合の対応について考えてみました。 2025.07.20 カウンセリング
カウンセリング 良い子の不登校 不登校には、「良い子の不登校」というタイプがあります。これは、専門的に言うと優越コンプレックスが高まり、心が一杯一杯になっている状態と捉えられまます。このコンプレックスを治療するために、自己治療を始める人がいます。 2025.07.13 カウンセリング
カウンセリング 治療的パラドックス クライエントがなくしたい、止めたいと思っている症状や行動に対して、いや、それは止めない方が良い、むしろもっとした方が良い、という介入の仕方があります。治療的パラドックスといいます。戦略的に行うことで強い効果を発揮しますが、高等技術でもあります。 2025.07.03 カウンセリング
カウンセリング 臨床を可能にする仕事 「心を可能にする仕事」に引き続き「臨床を可能にする仕事」もあります。心理職が社会に認知されて社会的要請が高まってくるにつれて、「臨床を可能にする仕事」が増えていくように思います。心理療法だけをしていれば事足りるという時代はすでに過去のものになっています。 2025.06.30 カウンセリング
カウンセリング 心を可能にする仕事 ある講演の中で「心を可能にする仕事」というキーワードが出てきました。心理臨床の仕事は心理療法が中心ですが、むしろこれからは、この「心を可能にする仕事」が増えてくるのではないかというお話でした。 2025.06.28 カウンセリング
カウンセリング 知らない姿勢で一歩下がってリードする リードするというと、みんなより前にたってある方向に導くというイメージが強いものです。リーダーシップというのはそういうものでしょう。しかし、カウンセリングの世界では「一歩下がってリードする」という考え方もあります。なかなかの達人芸です。 2025.06.24 カウンセリング
カウンセリング 問題持続システムから治療システムへ システムズアプローチでは、治療システムを使って心理療法を行います。それでは、治療システムとはいったいどのようなものなのでしょうか。問題持続システムへの介入という点から考えてみました。 2025.06.20 カウンセリング
カウンセリング 問題持続システムを変える カウンセラーは、クライエントの問題を詳細に理解しようとするあまり、問題ばかりに焦点づけてしまいがちです。するとクライエントも問題ばかりを語ることになって、結局それが問題を持続させてしまっているのかもしれません。 2025.06.19 カウンセリング