カウンセリング 治療的パラドックス クライエントがなくしたい、止めたいと思っている症状や行動に対して、いや、それは止めない方が良い、むしろもっとした方が良い、という介入の仕方があります。治療的パラドックスといいます。戦略的に行うことで強い効果を発揮しますが、高等技術でもあります。 2025.07.03 カウンセリング
カウンセリング 臨床を可能にする仕事 「心を可能にする仕事」に引き続き「臨床を可能にする仕事」もあります。心理職が社会に認知されて社会的要請が高まってくるにつれて、「臨床を可能にする仕事」が増えていくように思います。心理療法だけをしていれば事足りるという時代はすでに過去のものになっています。 2025.06.30 カウンセリング
カウンセリング 心を可能にする仕事 ある講演の中で「心を可能にする仕事」というキーワードが出てきました。心理臨床の仕事は心理療法が中心ですが、むしろこれからは、この「心を可能にする仕事」が増えてくるのではないかというお話でした。 2025.06.28 カウンセリング
カウンセリング 知らない姿勢で一歩下がってリードする リードするというと、みんなより前にたってある方向に導くというイメージが強いものです。リーダーシップというのはそういうものでしょう。しかし、カウンセリングの世界では「一歩下がってリードする」という考え方もあります。なかなかの達人芸です。 2025.06.24 カウンセリング
カウンセリング 問題持続システムから治療システムへ システムズアプローチでは、治療システムを使って心理療法を行います。それでは、治療システムとはいったいどのようなものなのでしょうか。問題持続システムへの介入という点から考えてみました。 2025.06.20 カウンセリング
カウンセリング 問題持続システムを変える カウンセラーは、クライエントの問題を詳細に理解しようとするあまり、問題ばかりに焦点づけてしまいがちです。するとクライエントも問題ばかりを語ることになって、結局それが問題を持続させてしまっているのかもしれません。 2025.06.19 カウンセリング
カウンセリング 話題の向きを変える カウンセリングでは、話題の向きが「自分」に向く場合と「相手」に向く場合があります。この方向に沿いながら傾聴しつつ、時に、話題の矛先を変えてみることによって、カウンセリングの内容がぐっと充実して、解決に向かいやすくなることがあります。 2025.06.17 カウンセリング
カウンセリング シングルセッションセラピーの利点 一般的に、カウンセリングは終結までに時間がかかると考えられています。しかし、1回の面接の効果を最大限に高めようという考え方もあります。シングルセッションセラピーと言いますが、その利点について考えてみました。 2025.06.12 カウンセリング
カウンセリング 一次変化と第二次変化 問題を解決するには、その原因を特定する必要があると発想しがちです。しかし、問題の解決には、原因の特定だけがそのルートではありません。原因を特定せずとも解決を導くことは可能なのです。 2025.06.11 カウンセリング
カウンセリング 来談=「復活ののろし」 クライエントさんの中には、5,6か月に1回程度来談する人がいます。そしてすぐに音沙汰がなくなるのですが、また半年くらいしたら予約が入ったりします。そのような人のニーズについて考えてみました。 2025.06.03 カウンセリング