カウンセリング 背後にある「つながり希求」 暴言や暴力といった爆発行為や死にたいといった自殺念慮の背景には「つながり希求」が動いています。しかし、当の本人はそのことに気づいていないようです。カウンセリングでは、そのことに気づき、勇気をもってつながりの回復を目指すことも、クライエントのニーズに合った一つの道だと思います。 2025.02.02 カウンセリング
カウンセリング カウンセラーは何を待つ? カウンセリングでは、しばしば「待つ」ということが重宝されます。クライエントの変化を待つわけですが、もう少し詳しく言うと、クライエントの変化を促す「時」を待っているのだと思います。カウンセリングにおける「待つこと」について考えてみました。 2025.01.06 カウンセリング
カウンセリング 「典型的な聴き方」をしないカウンセラー 以前、「日常会話の典型的な聴き方」ということを考えました。確かにこれは、日常生活においては有効な側面がありますが、カウンセリング場面では、あまり良い効果を及ぼさないように思います。その理由について考えてみました。 2024.12.28 カウンセリング
カウンセリング 日常会話での典型的な聴き方 日常で人の相談に乗ることがあります。そのようなとき、我々はどういう聴き方しているのでしょうか。今回はその特徴を取り上げて、どんな効果がありそうかということを考えたいと思います。 2024.12.27 カウンセリング
カウンセリング 先生の子ども理解の優れた点 学校の先生もスクールカウンセラーも、子どもの成長を促進するために、子どもの心を理解しながらかかわっているものです。しかし、そのかかわりを生み出すプロセスには違いがありそうです。ここでは、先生の子ども理解について考えてみました。 2024.12.24 カウンセリング
カウンセリング カウンセラー道具説 カウンセラーというのは、いろいろな道具に譬えられることがあります。その道具として、今回は3つの道具についてを取り上げて、そのはたらき考えてみました。 2024.12.16 カウンセリング
カウンセリング カウンセリングの終結 カウンセリングをしていると、どうやって終結するのですか、と尋ねられることがあります。終結は、本人なりに「もうこれで、この問題から卒業できる」という気持ちになることが多いようです。 2024.12.12 カウンセリング
カウンセリング 事例研究していいですか? カウンセリングを研究するという場合、事例研究は欠かせません。事例研究をするためには、いくつかの乗り越えなければならないハードルがあるのですが、そのことについて考えてみました。 2024.11.21 カウンセリング
カウンセリング 語りに意味を処方する カウンセリングでは、傾聴を大切にしています。しかし、傾聴することによって何をしているのでしょうか。そして傾聴だけをしているのでしょうか。カウンセラーはクライエントの語りに意味を処方するということもしています。 2024.11.14 カウンセリング
カウンセリング 承認よりほしいもの 現代は、承認欲求を満たしたいという人が多いそうです。SNSでの「イイネ」がそれを象徴しているということですが、人々が本当に求めているものは承認欲求なのでしょうか。カウンセリングでも「クライエントさんに無条件に積極的に関心を向ける」ことを大切にしますが、これはクライエントの承認欲求を満たすためではありません。今回は、カウンセリングにおける「無条件の積極的関心」についてのお話です。 2024.11.04 カウンセリング