カウンセリング

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不登校生徒の気づき:脱幻想の痛み

カウンセリングって?カウンセラーをしていると、優しい人、話をよく聞いてくれる人というイメージを持たれることがあります。ド...
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最初に見極めたいこと

カウンセリングでは見立てというものが大切です。そのクライエントさんが何に悩みそれはなぜなのかということを総合的に捉えるのです。実践レベルでは、まず最初にどこを見立てたいのかについて考えてみました。
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うまくいっているときの身体感覚

あくまでも私の感覚ですが、カウンセリングがうまくいっているとき、しびれるようなピリピリした皮膚感覚を得ます。そして、気功の本を読んでいて、それは良い「気」に覆われているときの感覚なのだと理解しました。そんな話です。
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スーパービジョンの話

カウンセリングは行き詰ることがあります。そんなときカウンセラーはしばしばスーパービジョンを受けます。スーパービジョンは「てこの原理」のように、ちっとした力で大きな効果を及ぼすことがあります。
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「普通のことだよね」という介入

クライエントさんの中には、自分の症状や苦しみを奇妙で特殊で誰にも理解してもらえないのではないかと怯えている人がいます。もし、そのような苦痛が「普通のこと」「正常なこと」として受け取られると、それだけでホッとしたり勇気をもらえることがあります。このようなかかわりをノーマライズと言います。
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場面緘黙の子ども

小学校では、場面緘黙の子どもに会うことがあります。保護者や先生からは、「どうやって話をさせればいいのか」という相談を受けます。そんなとき私は、話をさせるよりも非言語コミュニケーションを豊かにすることを目指してほしいとお願いしています。
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原始反射は消えない

原始的反射の消失は、大脳が脳幹を制御し始めることによっておこるそうです。これと同じようなイメージで、大脳は扁桃体に影響を与えるそうです。扁桃体の能力を阻害する神経回路の構築が心理療法の営みなのかもしれません。
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ヒトも動物

ヒトは動物と違って複雑な心を備えており、心理学が探究するのはそのヒトの心であると考えてきました。それは、自分たちヒトも動物と共通する脳のパーツを持っているというところを軽視することになっていたかもしれません。そんなことを考えてみました。
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言葉の使い分け:3種類のことば

ことばには3種類あるようです。社交のことば、内なる対話、そして自己省察的なことばです。心理療法では、自らにかかわる物事を思慮深く考えられるようになることが目指されますが、この時に用いられているのは自己省察的な言葉になります。
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脳は一を聞いて十を知る?

「一を聞いて十を知る」は『論語』に書かれていますが、われわれの脳は、もともと、を聞いて十を知ろうとする傾向があるようです。そのことを考えたうえで、心理療法に示唆することを考えてみました。