食欲不振からの回復

生活と心

食欲不振

2月下旬から3月上旬にかけて食欲不振でした。これまでも夏バテのせいでなることはありましたが、どうも今回はそうではなさそうです。

身体の具合が悪いわけではありません。食欲もないわけではないのです。出された食事はすべて食べていましたから。ただ、食べるのが億劫というかのどにつっかえるというかそんな感覚でした。

花粉症の薬の副作用なのだろうかと理由を考えたり、運動をしたら食欲が戻るだろうかなどと対処法を考えたりしながら、食欲の回復を目指しました。

でも、何か胸が一杯で食事がのどを通らない感じなのです。

3月上旬には海外旅行にいく予定でしたから「こんなことで大丈夫だろうか」と少々不安を感じながら生活していました。

緊張していたんだ

この海外旅行への準備は、不安とドキドキするような感覚の中で行っていました。これまでも何度か海外に行っていますが今回は一人旅です。

しかもツアーなどに入らず、自分で航空会社やホテルを手配して進めていきました。どこに行くにも何をするにも、頼る人がいない中での単独海外でしたから、やや緊張していたのだと思います。

そこで、はたと気づきました。この食欲不振は、身体の具合ではなくてこの旅行に伴う不安やドキドキが原因なのではないかと。

楽しいこともストレスに

旅行は自分が行きたいから望んで計画しているわけです。イヤイヤ行くわけではありません。むしろ楽しみの方が強かったと思います。

ですから、これが食欲不振の原因だとは全く考え付きませんでした。しかし、楽しいことやうれしいこともストレスになるということはよく知られています。

その代表格には結婚や昇進があります。望ましいこと、うれしいことのようにも思えますが、こういうこともストレスの原因、つまりストレッサーになりえるのです。

今回の場合、一人でいく海外旅行がストレッサーとなり、そのストレス反応として食欲不振が起きたのだと思います。

気づきの後で

このことに気づいて、自分がいかに小心者であるかということに思い至り、少し笑ってしまいました。そして次のように説明できそうだと考えました。

今、自分は小心者という「現実自己」を生きています。そして、これは自分が理想とする「理想自己」と離れています。

私の「理想自己」には、”何ごとも勢いと適応力でなんとかできる自分”というのがあるのですが、今の状態は明らかにそうではありません。この現実自己と理想自己がかけ離れていくと、いつもとは違った不安や緊張を感じやすくなるものです。

気づきの後のセルフケア

そこで、理想自己と現実自己が離れていることをしっかりと認識することにしました。小心者の自分というものをしっかりと受け止めようとしたのですね。すると気持ちが落ち着いていき、私はまな板の鯉の気持ちにもなりました。

つまり、「じたばたしても仕方がない」「なるようになる」という覚悟のようなものができたのです。すると、食欲は回復していき普通の状態に戻っていきました。

食欲不振の理由が「単独での海外」というストレッサーによるストレス反応と理解でき、理想自己とかけ離れている現実自己を生きていると認識したことによって、落ち着きを取り戻せました。

意味づけの効果

こういうストーリー化というか意味づけというか、そういうことができると、人はけっこういろいろなことに対処できるものです。

こだわりや切り替えがなかなかできない子どもを支援するとき、子どもの気持ちを推測して上手に意味づけすることができると、子どもはスッと気持ちを切り替えられることがあります。

タイトルとURLをコピーしました